重い腰をあげてしぶしぶTopps Premier Club 2015を開封しました。
発売が延期になったうえに日本までなかなか届かずにかなり待たされてしまい、楽しみにしていたシリーズなら「待ちに待った開封!」となるんですが、ただひたすら待たされて疲れたというのが正直なところです。
そうやって十分に盛り下がったうえに開封結果もぱっとしない感じ・・・。なので今回は事務的に数字を数えてみる事にしました。
ベースカード 全140種
きっちりと140種類が揃いました。ダブりのカードは49枚。いちばんダブったカードでも3枚で、シャッフルは非常によくてちょっとだけ感心しました。
ベースカードには名前を二度見してしまうドリンクウォーターや、退団済みのエトーもプロレスラーみたいな太りすぎの写真で収録されています。
昨年のBundesliga Chromeも高額ボックスのわりにサインかジャージが1枚という辛い設定でしたが、あちらはすべてのカードがクローム加工されてるという特徴がまだあったんですよね。それがこのPremier Clubのベースカードは選手名と枠線の箔押しのみ・・・。
ブログに開封結果を書くときはなるべくいいところを取り上げるようにしているんですが、今回ばかりはポジティブな点が少なすぎてどうしようもありません。
サブセットカード 全60種類
Future Stars
全10種類が揃いました。10人中8人が英国系の選手という偏った人選です。
Superstar Gold Rainbow Foil 1:2.8 パック
全20種類中、17種類が揃いました。無事にサンチェスを引けて、ダブりは1枚だけ。
#International Star Gold Rainbow Foil 1:5.6 パック
全10種類中、8種類が揃いました。無事にエジルを引けてダブりは無し。
こちらもまったく偏りがない結果です。
#Club Badge Gold Rainbow Foil 1:2.8 パック
全20種類中、16種類が揃いました。残念ながらアーセナルは引けず
オッズが設定されているサブセットに関しては、もっとばらつきがあるかと思いましたがほぼ揃いました。ベースカードも含めてこれだけきっちり出るようにしてるのにはちょっとだけ感心。
そしてここからはいちおう、ヒット系とされるカード。
Emerald Green Foil 1:10 パック
27000円のBOXからわずか5枚なのでいいカードを引きたいGreenパラレルでしたが、ご覧のありさまでこれっぽっちも救いようがない組み合わせでした。
チェルシーにいったセスクは論外ですし後半戦で大失速しているセインツのペッレ。そしてとどめはスキャンダルで選手としてのキャリアすら不透明なアダム・ジョンソン。
よかったなと思えるカードがただの1枚もありません。
ちなみに残り2枚のグリーンパラレルはサンダーランドとサウサンプトンのクラブエンブレムでした。
どうやら貴重なグリーンパラレル5枚のうち、2枚はクラブエンブレムで固定という鬼畜設定のようです。ブログに書いていると、この不条理感に対する憤りが再燃してきますね。
こりゃあんまりですよ。
直筆サインカード
誰のサインかを確認した瞬間、苦笑い。
CR7やベイルを引いて「でもPremier Clubを評価しない!」と高い所から言い放ちたかったんですが、125枚も書いているどコモンのザモラ。Premier Leagueステッカーにひとりで1000枚もサインを書いたザモラ。
これをひいたのはわずか10パック目ですよ?
そこからの40パックは長かったなぁ・・・。
最初から最後まで、海外サッカーを開封しているとは思えない盛り上がりの無さでした。「デザインがなかなか良くてシャッフルがいい。」これが褒められる点のすべてです。あとはもうダメなところしかありませんでした。
個人的な2015年のワーストはTopps Premier Clubで確定だと思います。これ以上最悪な商品なんてめったにないでしょうし、もしあったとしても買わずにスルーできるはず。いつもなら記事の最後に商品リンクを載せるんですが、今回はそんな気にもなれませんでした。
Premier Clubの1BOXでPanini Donruss Soccerが3BOXぐらい買えて、ザモラのサイン1枚のかわりにそれ以上の選手のサイン3枚が手元に残ってたかと思うとね、
こいつはジワジワ来ますよ。
これは、ほんまにアカン。