ネット上でのトレードではちょっとした捉え方の違いやメールの書き方で大きく印象が変わってしまいます。相手への印象が悪ければ次にトレードできる機会を無くしてしまうかもしれません。
そんな状況にならないために少しでも参考になればと僕のトレードの書き方を紹介します。
自分が不利でも許容範囲であればOKしましょう。
トレード相手はこの事を必ず覚えてくれています。そして「次の機会にはお返しをしよう。」と思っているはず。
相手がいつも自分に有利な条件を求めてきたら?そんな人とのトレードはすっぱり止めましょう。欲しいカードを入手する機会はきっと他にもあります。
どんな条件にすればいいのかよく分からない時は、相手に任せてしまいましょう。
例えばトレード掲示板を見て自分から希望メールを送る場合。相手が希望しているカードの中で自分が提供できる物を全て書きます。その後に自分が希望するカードを書いて送信。
メールを受け取った相手はあなたが希望しているカードと比較して、自分が欲しいカードを返信してきます。あとはその条件にあなたが納得できれば、めでたくお互いに満足できるトレードが成立です。
カードの価値は持ち主の思い入れ次第でどうにでもなります。相手のことがわかっていれば適当な条件が見えてきますが、よくわからないうちは相手に決めてもらうのがおすすめです。
カードの価値と同じく、人それぞれなのがコンディションへのこだわりです。角が潰れていないか、サインカードであればサインが擦れていないか。
ほとんど気にしない人もいれば、かなり気を使われる人もいます。
いくら自分が気にしないからと雑にカードを扱っていても、トレードすると決めた時点でそれは「他人のカード」になります。そしてコンディションを判断するのはトレード相手。トレードした後で問題にならないよう、自分がOKとしている程度の傷でも事前に伝えましょう。
お互いが納得のいく条件で、カードのコンディションも問題無し。これならスムーズなトレード間違い無しと思っても、まだ落とし穴はあります。送ったカードが相手に届くまでに問題があれば全部台無しです。具体的には、折れ曲がっていたり、水に濡れてしまっていたり、ひどい時には届かなかったり。
●折れ曲がりを防ぐには・・・カードをプラ製ケースや厚紙で補強します。
●水濡れを防ぐには・・・ビニールの袋やサランラップでカードを包みます。
●おまじない・・・封筒の表に目立つ時で『折り曲げ・水濡れ注意』と書きます。
最後のおまじないは、『速達』と書いた時のような特別なサービスはありません。それでも扱う人がそれを読んだ時に、多少なりとも気をつかってくれるのでは?という期待を込めて書きます。
特に重要な(あえて高価なとは書きませんが)カードをトレードする時は、送料が少し高くなっても書留等で送ってもらえないか聞いてみましょう。
最後のポイントはごくあたりまえの事なんですが、メールには挨拶とトレード成立時にはお礼も忘れずに。なんだそんなことかって感じですが、これがすっぽり抜けているメールもあるんです。
今までに受け取った例で言うと、本文が「トレード希望です」だけで何のトレードなのか分からなかったり、 希望カードと提供カードしか書いていない事務的なメールとか。客と店員の関係だったならまだ譲れないこともないですが、普通はそこで終了ですよね。トレードのメールに挨拶、条件、よろしくお願いしますくらいは書きましょう。
以上1~5のポイントを踏まえていれば、相手から「もうトレードしたくないな」と思われることはないでしょう。逆に気持ちよくトレードするなかで、「あの人が希望していたカードを探してあげよう。」とまで思われればこんな嬉しいことはないですよね。
ぜひともサッカーカードフォーラムでトレードの輪を広げて行ってください。