Toppsから2018年に発売される新作サッカーカード「2017-18 Topps Chrome UEFA Champions League」の発表がありました。
ただしTopps ChromeはMLBカードでは定番の人気シリーズ。サッカーでも以前にBundesliga Chromeが発売されたことがあったので、完全新作!というよりは人気タイトルの移植というほうがしっくりくるかもしれません。
2018.2.13 追記
メッシのプロモカードを入手しました。事前に公開されていたカードとは異なる写真になっていますね。実際の商品はこの写真なんですね。製品版との違いは選手名の右上に「Promotional Sanple Card」と記載されている部分。
裏面にはチャンピオンズリーグでの出場記録が掲載されています。MLBカードでよく見かける過去数年間の記録ではなく昨シーズンのみのデータですね。
このサンプルカードはアメリカのショップ限定で販売されたもので、全8種類のカードが1パックに4枚封入されています。いまはeBayに多数出品されているので入手することは難しくありません。後になると見つけにくくなる可能性もあるので、収集対象の選手は早めに入手しておいた方が無難かと。
残念ながらアーセナルの選手はいないので、どんなカードなのかレビューもかねてとりあえずメッシだけを購入しました。
実物の印象は「Chrome加工されてすごくちゃんとしたカードだな」と。最近のTopps サッカーカードでよくみられるチープな紙とはかなり違いますね。これに各種パラレルで色がのってくるんと思うと非常に集め甲斐がありそうです。なんでアーセナルないんや・・・
Promotional Sample Card Checklist.
#クリスティアン・プリシッチ(ドルトムント)
#クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)
#ギャレス・ベイル(レアルマドリー)
#ケビン・デブライネ(マンチェスターC)
#ハリー・ケイン(トッテナム)
#リオネル・メッシ(FCバルセロナ)
#ルイス・スアレス(FCバルセロナ)
#ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)
–2018.2.13 追記ここまで——–
2017-18 Topps Chrome UEFA Champions League 商品構成
発売日:2018年3月7日(予定)
価格:8,573円(税込)ショップによって違いあり
1BOX 18パック入り。1パック4枚入り。
BOXに直筆サインカード1枚、リフラクター6枚の割合で封入。
ベースカードは全100枚。すべてクローム加工されたカードになります。
リフラクターパラレルはBOXに6枚封入。
Purple、Blue、Greenの3種類はシリアルナンバーなし。
Gold(/50)、Orange(/25)、Red(/10)はそれぞれシリアル入りの限定カード。
そしてMLBでは名高いSuperFractor(1of1)もあります。俗にいう「スパフラ」ですね。
インサートカードはLighting StrikeとFuture Starsで全50種類が追加されます。ここにはパリSGのエムバペをぜひとも入れて欲しいです。
サインカードは1BOXに1枚。こちらも当然パラレルがあり、Green、Gold、Red(/10)、SuperFractor(1of1)という構成になっています。GreenやGoldもまだ公表されていませんがおそらくはシリアルナンバー入りの限定カードです。
専用デザインではなくベースやインサートと同じデザインにサイン用のスペースが設置されたカードになります。
現時点で公開された内容はここまでなので、あとは個人的な感想をいくつか。
まずサッカーカードでTopps Chromeとなると、どうしてもBundesLiga Chromeのマイナスイメージが付きまといます。
具体的なマイナス要因について詳しく知りたい方は当時の記事をご参照ください。
Topps Bundesliga Chrome 13/14 続報は残念な内容
Topps 開封結果 Bundesliga Chrome これは厳しい商品
簡単にいうとTopps Premier Clubと同系統の「BOX価格とヒットカードのバランスを著しく欠いた商品」という印象です。
今回のUEFA Champions League Chromeでも「サインは1BOXに1枚」と既に発表されているので、これが変わらないという前提に立てばその評価はBOX価格に大きく依存することになりそうです。
Paniniのワールドカップカードの発売が予想されるタイミングで、ブンデスクロムのように1BOXが2万円をオーバーしてしまうようであれば買ってみようとはとても思えません。
個人的な予想を大きく覆す可能性も?
ここまではどちらかと言うとマイナス評価の感想を書いてきましたが、実はマイナス予想を大きく裏切る商品になるんじゃないか?という期待もあるんです。
まずはパラレルがチープな色紙パラレルではないという点。
ここ最近のToppsサッカーカードではチラリとも光らないチープな色紙パラレルが氾濫していましたが、Champions League Chromeではリフラクターなのでパラレルの相場が大きく改善されるんじゃないかと思います。
それからカードのデザイン。
写真を見比べると一目瞭然。Champions League ChromeはTopps MLB Chrome 2017のデザインを踏襲しています。
ということは?
もしかするとBundes Liga ChromeやPremier Clubをリリースしてきた悪名高いTopps Europeの手を離れて、MLB Chromeを手掛けている本体がChampions League Chromeも制作しているんじゃないでしょうか?
もしそうであれば「BOX価格とヒットカードのバランス」が大きく改善され、メッシやロナウドのスパフラというビッグヒットが封入された魅力あるシリーズになるかもしれません。
最近の海外サッカーカードでは比較的安価なシリーズ
海外のサイトではBOXの卸価格が$47.25と書いてあるところもあり、日本での販売価格も大いに期待していましたが、どうやら税込で8500円前後になりそうですね。
もうひと声という気持ちもありますが、近年のサッカーカードではかなり良心的な価格。もっとも本当に良心的かどうかは、封入カードの人気に左右されるところではあります。
それでも
安価なBOX価格
人気のあるリフラクターカード
夢のあるスーパーフラクター
もしかしたらTopps Chrome UEFA Champions Leagueは現在の期待値を大きく上回る魅力ある商品なのかもしれません。
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